you.の足跡

私you.が書きたいことを書くだけの日記です。ジャンルは、思想・音楽・自然科学など様々です。

昭和初期の弱点

こんばんは、you.です。 今日から、倉田百三『青春をいかに生きるか』を読み始めました。こんな本高校生の時に読まないといけないと言われましたが、学生の間ならセーフかなと思い、読み続けることにしました。しかし問題が一つ。旧漢字が読めない!夏目漱石の坊ちゃんを、原書で読んだことがあるのですが、何かそれよりも難しく感じます。話を聞いてみれば、坊ちゃんの方が難しいらしいのですが、僕的には青春をいかに生きるかの方が難しく感じます...坊ちゃんは、わからないところがあったら現代語訳のものと見比べて読み進められたのですが、なんと青春をいかに生きるかには現代語訳版がない! 青空文庫にも、あげられていないのです。 なんだそんなことかと思われるかと思いますが、漢字が読めないのはかなり痛いです。漢字の読み方を調べるという行為に、かなりの時間を要します。すると、さらさらと読めなくなる。さらさら読めないと、理解が浅くなり、何度も何度も読み直しをしなけれびならなくなる。結局、現代かなの本より3倍ほど時間がかかることになるのです。辞書を片手に本を読むのも難しいですね。電車の中で読めないということですから。